朝、写真を撮ったのは、宇宙開発に貢献した学者たちでしたが、夕方はまず宇宙飛行士たちの像。
ユーリー・ガガーリン
東工大のロシア語サークルの人たちの間では、ユーリーは人気のロシア名。
ロシア史の人たちだったら、ユーリーと言えば「ユーリー・ドルゴルーキー」あたりが想起されるのだろうけど。
サッカーファンでいえば、ユーリー・ジルコフやユーリー・ショーミンさん、ジェヴノフ、ジョルカエフ。
でも知名度はガガーリンさんにはかないません…。
ヴァレンチナ・テレシコヴァ
ガガーリンが“地球は青かった”なら、テレシコヴァは“ヤー・チャイカ(私はカモメ)”
パーヴェル・ベリャーエフ
アレクセイ・レオーノフ
この方は今や宇宙飛行士界の大物です。
来日されたこともあります。
人類で初めて船外活動をされた方。
ウラジーミル・コマロフ
さて、公園内の道を進むと宇宙開発史を遡っていくことになります。
宇宙征服者のモニュメントとコンスタンチン・ツィオルコフスキー像、左側に凱旋門とその上の男女の像も見えます。そして星型のモニュメントが並びます。
星型のモニュメントには宇宙開発の記念日が書かれていて、これがたくさん並んでいたのですが、私でもわかる、とても有名なものだけ。
1963年6月16日テレシコヴァ、女性として初めて宇宙へ
1964年10月 12日コマロフ、フェ オクチストフ、エゴロ フの宇宙船ヴォストー ク号宇宙へ
1961年4月12日ガガーリンによって人類は初めて宇宙へ
1957年10月4日初の人工衛星スプートニク打ち上げ
人工衛星・ロケットの設計者セルゲイ・コマリョフさん。
それから、太陽系のモニュメント。
人だかりがしていました。
太陽系 солнечная система
このモニュメントでは外側から
冥王星 Плутон(プルトーン)
このモニュメントが作られた当時、冥王星は惑星でした。
海王星 Нептун(ネプトゥーン)
今は冥王星より外側に位置します。
天王星 Уран(ウラーン)
放射性元素と同じ語です。
土星 Стурн(サトゥールン)
ああ、サトゥールン!カーリャ、キーリャ、キンスキー。愛しの選手たち…。
木星 Юпитер(ユピーチェル)
右側は海王星です
火星 Марс(マルス)
アンナ・メリキャン監督「マルス」。
アルトゥール・スモリヤニノフ君出演作。彼はいけてない若者役で、とても素敵だった。
地球 Земля(ゼムリャー)
金星 Венера(ヴェネーラ)
ソ連のSFジュブナイルではなぜか金星は大人気。
すぐ金星探索に行くんですよ。
「火を噴く惑星」、敬語で話しかけないと(しかもロシア語の)聞く耳持たないロボットジョンくんや恐竜たちが揃って登場する傑作SF映画、これも金星ものだった。
水星 Меркурий(メリクーリー) なのだが、写真だとМеркурииになっている。上の部分はとれてしまったのか。
太陽 Солнце(ソンツェ)
これは日時計です。
さらに地球儀と天球儀。
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